お友達におつき合い頂きまして
『かぐや姫の物語』を観て参りました。
以前からお会いする予定にはなってたんですが
そう言えば、かぐや姫公開だから行きましょうか!...ってお話しになり
初めてネットでムビチケして、座席予約して、無事発券。
トラブルなく観るコトが出来ました(^^)
ムビチケとは...
オンラインで予約が出来る映画前売り券の事で
TOHOシネマズとかが利用出来るんですね。
去年、別のお友達に教えて頂いたんですよ、ありがとう♪
東京駅で待ち合わせて
東京駅→有楽町→銀座→また有楽町
...と言う、徒歩道中。
迷ってるのにイヤな顔1つ為さらず
代わりにスマホでグーグルマップとにらめっこして下さいました。
ありがとう、そしてありがとう。
さて、映画の感想ですが...
キャッチコピーである
『姫の犯した罪と罰』の意味がなかなか難しかったです。
でも、あの『天女の羽衣』とリンクさせてるとこに
なるほどなーと、唸らずに入られませんでした。
ココが『罪と罰』にあたる様ですね、多分。
かぐやは捨丸とずっと一緒に居られれば
きっと幸せだったかもしれない。
とと様が『姫の幸せ』を思って都に出ていなければ。
でも、とと様の考える『幸せ』は姫が公達と添い遂げて
何不自由なく暮らす事だと思っていたから、ソレはソレで仕方がない事。
そう、幸せって...何かな?って思わせる内容でした。
自分の思う幸せ
母の思う幸せ
父の思う幸せ
他人の思う幸せ...みんな違う。
どれが正しいかは分からない。
全部正しくないかもしれない。
うーん...正しいとかではなくって
『間違ってない』って言うのかな?
自分がその人生を全うして、信じる事が出来た時に
『幸せだった』『間違えてなかった』...って思えるとイイな...って。
因に私の幸せは
好きな人と笑顔で一緒に過ごす事です。
ま、一生なさそうですけどねw
間違ってなかった、って思える人生にもほど遠いですねぇ
人生間違ってばかり(^^;)
翁(とと様)役の
故人、地井武男さんの演技が素晴らしかったです。
かぐやが『あんよ』を始めて声を掛ける時の必死さとか
かぐやを想って走り回る様とか、かぐやと別れる最後とか...
魂を込めて演技をしている様に伝わって来ました。
そして、ソレに付き従う媼(かか様)
宮本信子さんの落ち着いた声もステキでした。
あんなお母さんになりたいなって思える様な(^^)
天女の羽衣を纏って月に帰ると
人間界での俗っぽい出来事を全て忘れて
幸せに過ごせるのだそうです。
うん、確かに、生きていると色々あります。
実は今、公私ともにトラブルに見舞われていて
精神的にかなり落ち込んでいる状態で
羽衣を纏って月に行けたら...って思います。
でも、やっぱりそう言った浮き沈みの波があるからこそ
俗世が楽しいのであって
だからこそ幸せの有り難さを感じるんだろうなぁ、なんて。
だって、月からかぐやを迎えに来た使者達に笑顔がなかったから
とてもきらびやかな仏教音楽と言うかガムランみたいな曲と
パステル調の華やかな色彩で現れたのに笑顔がなかったから。
俗世である人間界との違いに絶望して
愛する人と逢う事も出来なくなって
きっと天女の羽衣の天女もずっと泣いて暮らしたんだろうな...なんて。
あー、でも迷いますね。
今の状態だったら、月に行きたいかも←
そう言えば天女随分老けてて、不老不死じゃないのかな?
って、ちょっと謎が残りましたねー。
月に連れて行かれる時
最後のお別れの途中で羽衣を着せられ
何も感情が無くなって
翁と媼に背を向けて去っていくかぐやが印象深かったです。
でも、青い地球を見て涙するんですよね
きっと根底には記憶が残ってると思いたいです。
そして、最後の月に浮かぶ赤子のかぐやに繋がると...
輪廻転生...?
コレは面白かったので、機会があったらまた観たいです。
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