まず観る前から思っていたコトが1つありました。
テーマソングが『鉄道唱歌』に聴こえるんです。
(汽笛一声新橋を〜♪って歌...)
そして内容は...
薄い!薄いよポランスキー!!前評判がスゴかったせいで
期待してしまった為か
かなり拍子抜けの状態でした。
キャラクターが全て薄い。
ザザザザーッと始まって
ザザザザーッて終わったってカンジです。
オリバーの純真さは
あまり見て取れませんでしたね
なんて言うか.....流されっぱなし?
まぁ、純真だからこそ
人を信じて疑わずに
ついて行けたのかも知れないけど...。
フェイギンは子供に盗みをさせる悪党だけど
オリバーを助けたり、かばったり
子供達を育てて
寝食の出来るスペースを与えている訳だから
彼らの保護者であって
心優しき悪党...と言うのは
強ち嘘ではないのかな?と思いましたね。
彼の最後はちょっと哀しかったです。
桜沢が一番シンクロして哀しくなったのは
オリバーに同情して
悪党達の中から助け出そうと
親身になって駆け回った
悪党『ビル』の愛人『ナンシー』の最期...
単調な映画の中で
出て来た当初から目を惹く存在だっただけに
(性格とか...ルックスとか...衣装とか...)
とても辛く感じました。
流石にプラハに原型セットを作って
撮影されただけあって
街並みの情景は素晴らしかったです。
19世紀のイギリスって
あんなに混沌としていたのですね〜。
前回観た
「プライドと偏見』の生活の裏には
こう言う人達が居たんだなぁ...
なんて感慨深くなったり。
イヤ、両方の作品の間には
100年と言う年月の差があるんですけれども?
オリバーは結局
お金持ちのウチに養子に入って
裕福な生活を送れたし
フェイギンは気がふれた上に絞首刑
(そう言えば最初から『絞首刑』『絞首刑』
ってうるさい映画だったなぁ.....)
ビルは逃げようとして足を滑らし、首つり事故死。
.....で、フェイギンの元で働いていた
ドジャー...少年達は一体どうなったの!?
結局解りませんでした。
金額的には.....
お金積まれたとしても、もう観ないと思います。
母にも勧めないです...観たがってたけど。
予告編で流れていた
ミュージカル映画『THE PRODUCERS』が
とても気になってます。
いつ公開だったかな?
その前にナルニアとか観たいですね。
『レジェンドオブゾロ』は
毎日1回...
しかも夕方にしか上映されてないので断念します(涙)
イイの、絶対前作のDVDとセットで発売されるだろうから
ソレ買います。
PR