7年前の父の誕生日(つまり今日なのですが)
私は世田谷で相方と二人暮しをしていました。
ちょうどその日は平日で学校もなく
(学校が週2回だったのです)
バイトもお休みで10時頃まで寝ていました
(相方が居なかったなぁ・・・何処行ってたんだろう?)
ふと目が覚めてテレビをつけると
画面上が荒れていました。
火事・倒壊した建物
慌てふためくアナウンサーとリポーター
最初は余りの荒れ方に・・・
『何でこんな時間から戦争映画をやってるんだ?』
と勘違いをしていました。
地震でした。大きな地震・・・
その時間で止ってしまった時計
倒壊した家の前で呆然と佇む人達
けたたましくサイレンを鳴らし
走って行く消防車・救急車
自然の前ではいくら知能の発達した人間も
無力なんだと切に感じました。
自然に涙が出て来ました。
私には泣く事しかできませんでした。
毎年父の誕生日は
忘れてはいけない事を
確認させてくれる日になったのです。
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