映像はとても素敵でした
モノクロで表される現代（1900年代初頭）の
オークション会場（オペラ座）から
事件の起こったカラーで彩られた過去へ...
あの、有名なテーマソングに乗せて
少しずつその舞台へと引き込まれて行く...
鳥肌が立ちました
美しいオペラ座の装飾
物凄い数のスワロフスキーで作られた
曰く付きのシャンデリア
大勢の人が行き来する舞台裏・奈落
そしてドコまでも続きそうな
迷宮の様な先にあるファントムの隠れ家
全ての場所が
とても美しく作り込まれていましたね〜
クリスティーヌの歌声とても美しい！
流石に子供の頃から英才教育を受けていた
本物の歌い手さんなんだなぁ
と感動しちゃいました
でも、やっぱり
ファントムがホント素敵でした
歌い方がオペラっぽくなくて
ロックミュージシャンの様で
その叫びと言うかシャウトの部分に
ファントムの狂気？
クリスティーヌへの愛？
世の中への渇望と絶望？
何かいろんなモノが混ざってた気がします
ホント凄い凄いセクシーで
ラウルとクリスティーネが愛を歌っている時に
物陰で悲しそうに聴いている姿も
その後、復讐を誓うシーンも
仮面を外された右側の崩れた顔を見ても
ギュンギュンしまくりでした
桜沢だったら
幼なじみのラウルにあんなに言い寄られても
きっとファントムの所へ行ってしまうかも知れない！？
情熱的すぎて嫉妬に駆られて
ストーカーチックですけどネ？
それでも、あんな声で歌われて
心を見せられて気持ちを解放されたら
いくらその人がダメ人間でも
ついて行ってしまうかも〜！？
ささやかだけど
自分が今まで受けて来た『愛』と言うモノを
ファントムに教えてあげる事が出来れば...
とまで思ってしまったり（笑）
お気に入りキャラはもう1人いて
クリスティーヌの前に
プリマドンナだったカルロッタ
美しくて才能あふれるクリスティーヌに
嫉妬してるのですが
その動きがコミカルで可愛くて
自分の地位に対する貪欲さに好感を持ちました
劇中劇の『マスカレード』の美しさと
『ドンファン』のセクシーさは
ドキドキが収まらなかったですね〜
マスカレードの中に突然現れるファントムが
赤い燕尾服の麗しくて麗しくて...バタン（←卒倒）
ちょっと残念だったのが
あの有名なテーマソングのBGM版...
主旋律（歌の部分）が打ち込み音源みたいだったトコ
アレは何の音なんだろう？
電子ピアノとかそんなカンジなのかなぁ？
せっかくちょっぴりだけど
ロックテイスト入ってるから
エレキかなんかでギュインギュイン言わせれば
もっとカッコ良くなったと思うんですが...
それから、始めてクリスティーヌが
ファントムの住処へ連れて行かれた時に
2人で歌うのですが
そのシーンがプロモーションビデオみたいに
見えてしまったのですよ〜
何か逆にビジュアル的に出来過ぎってカンジ...（笑）
そして、やっぱりこの作品は
舞台で観るべきかなぁと思いました
個人個人の美しさは素晴らしかったんですが
やっぱりくぁぁぁっっっと
熱いモノがこみ上げて来ないと言うか...
冷静に観るコトが出来すぎて
第三者として覗いている気持ちが強すぎて
感情移入しにくいと言うか...
もっとこの作品とのシンクロを望む場合は
やっぱり舞台を観るべき？って思いましたネ
でも、DVDが出たら買いますよ
娯楽としては超大作だと思います
『ハウル』を観た際にギュンギュンしてたのに
今ではその陰も形もない程
ファントムにギュンギュンギュンですから（笑）
金額としては...￥1,800-で妥当かな？
と思います
そう言えば...
『MASK2』やるんですね！
ジムキャリーじゃないのが残念（涙）
でも、2が上映される頃に
廉価版のDVDが発売される様なので買いたいな〜ｖｖ
吹き替えの声は山ちゃんかな〜ｖｖ
山ちゃんじゃなきゃヤだな〜〜！！
そうそう
帰りに映画館売店と競合店に寄って
オペラ座の怪人のCDを探したんですが
1枚もなしでした
映画のBGMコーナーに人だかりが出来ていて
みんなソレを探していたようだったので
即、職場に行って本部の人に
『3枚くらいでイイから
店間移動出来ませんか？って聞いてもらえる？？』と『お嬢』にお願いしちゃいました
だって、あんなに皆欲しがってるのに
ドコにも売ってないって酷すぎません？
パンフもそうだし...
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