休みの日に
寝すぎない様に
...と思ってても
目が覚めると昼前の為
寝すぎで頭痛がする
桜沢です、こんばんは★

目覚しが役に立ちません
どうにかして下さい。
（↑自分でどうにかしなさい）
　
　
　

[0回]

　
　
　
お正月映画としては
『DEATH NOTE』が盛り上がってるので
成りを潜めているかの様に見える
『大奥』を観に行きました。

流石平日レディースデー
非常に混んでましたね
年齢層が若干高いせいか
マナーは非常に良かったです。
1組ジャージを着たギャルが居ましたが
静かに観てました。
.....人は見掛けに寄らない（笑）
　
　
　
舞台は
7代将軍徳川家継の時代。
非常に有名らしい
『江島生島事件』を描いた
今回の大奥では
女性の愛憎劇が
今まで以上に根深く表現されていました。

愛を知る『江島（仲間由紀恵）』
愛を操る『生島新五郎（西島秀俊）』
愛に溺れる『月光院（井川遥）』
愛を謀る『間部詮房（及川光博）』
愛を憎む『天英院（高島礼子）』

メインはこの5人。

でも、一番の立役者は
天英院派の女中
『宮路（杉田かおる）』でしょう。
最初は上様の為に
隠密で動いていたはずが
自分も恋の嫉妬に狂ってしまう。
差し詰め『愛を妬む』立ち回りでしょうか？
心の揺れ動きがスゴかったです。　
影の主役でしょうね、彼女。　
　　
高島礼子さんは....
極道っぽくて怖かったです（笑）

『女子と言うものは
　女子を裏切るものにございますのえ』
　
こ.....怖い、大奥怖い（ぶるぶる）
　
　
　
松下由樹扮する『蓮浄院』と
浅野ゆう子扮する『瀧川』の出番が
余り多くなかったですね
それから、北村一輝さんも
ちょっとしか出て来なくて残念。　
　
　
　
涙腺が弱くなっていたのか
泣いてしまうシーンが幾つもあって
特に月光院に関する場面は
特にシンクロして涙がボロボロ出て
ハンカチが手放せませんでした。

どうも桜沢は江島や天英院の心よりも
月光院の心の方が理解出来るかも。
　
『人に恋い焦がれる
　女の浅ましい煩悩は
　其方の様な清い心には無縁であろう』

月光院が江島に向かって言った言葉。

間部に逢いたくて逢いたくて
大奥の施錠を壊し
中奥まで飛び出してしまう
逢う事が出来ず恋い焦がれて
病に伏してしまう月光院...

好きな人に逢いたい
離れたくないと思う心
苦しい気持ち
子供の様に無垢な心の持ち主や
人を愛した事がない人には
理解出来ないのでしょうね〜...。

でも、きっと
ソレを我慢するのが
大人なんでしょうけど。



セットは非常に豪華でした
脇役も錚々たる顔ぶれで
スゴかったですね。
全てにおいて金かけたなぁ...
ってカンジでした。

史実に基づいて
少々脚色をしてある作品だった様で
両親から後々聞いたトコロに寄ると
江島は長野の伊那へ
生島は三宅島へ島流しにされたそうです。
　
　
　
金額的には￥1,500-
実はもう1度観たいなぁ
...とか思ってたりします。

題材としては
テレビシリーズとして作るには
内容が薄いけど
2〜3時間程のスペシャル版でなら
非常に良いカンジ。
但し、制作費を狙うならば
映画の方で良かったと思います。

時期がDEATH NOTEと被らなければ
もっと収益見込めたかも（笑）
　

　
因に...大奥診断で
桜沢は月光院でした。
.....彼女にシンクロした理由が
解った気がしますよ（笑）