邦題では『イルマーレ』
(イタリア語でil mare=海・内海)
主人公2人の共通点になる『家』は
メイプル湖の畔にあります。
2006年の『家』から出る『ケイト(サンドラ)』から
2004年の『家』に越した『アレックス(キアヌ)』に
宛てられていた手紙...
『新しい住人さん、新居にようこそ。
前の住人から一言。ここでの生活を楽しんでね
(中略)
入り口の犬の足跡は前からありました
屋根裏の箱もです。』
『...足跡?箱?何のコトだ?』
2004年と2006年に生きる
2人の交流がココから始まりました。
元々数年前に
韓国で作られた作品のリメイクなんですよね
その際の主人公は
建築関連の学生(♂)と
声優研修生(♀)だったそうですが
今回は建築家と医者と言うコトで
少々年齢が上がっている様です。
しかし年齢が違っても
人を好きになった時の感情って
同じなんですよね
普通に付き合っている同士でも
逢いたいって思うのに
時を隔てると言うあり得ない条件下で
手紙のやり取りを続ける2人には
どれだけの苦痛があったのでしょうね?
しかも
約束をした日に来なかったアレックス...
ケイトの絶望感って計り知れないと思います。
最初から
ケイトにシンクロしつつ観ていたのですが
話が進むにつれて
見えて来なかった2人の繋がりが
少しずつ少しずつ解って来る度に
(犬の足跡も屋根裏の箱の謎も解けます)
涙がジャブジャブ溢れて来て
止まらなくなり
アレックスが何故
約束の日に来られなかったのか
その理由も判明し
ケイトがアレックスを守る為に
湖の家に走って行くシーンでは
もう涙だか鼻水だか解らないくらいまで
顔中グチャグチャでした(笑)
...って言いながら
最後に2人の人生が
1本に繋がった経緯については
ちょっと疑問点が残ってるんですけどね
でも、イイです。
ストーリー的には
良くある部類だと思います。
こう言う話少女マンガとかで
観たコトある気が...
でも、オーソドックスだからこそ
美しく決まるんでしょうね。
久々にラブロマンスを楽しんだなぁ。
金額的には¥1,500-くらい?
女性はこの手の話好きだと思うのですが
因に桜沢はDVDを買おうかと。
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