先ず、良く上映中止にならなかったなぁと思いました。
今回の舞台は地下鉄。
地下鉄内部の乗客が
急ブレーキに押し重なったり
怪我をしたり.....
ホームに車体をこすりつけながら走行したり
ケータイで暴走地下鉄の内部を写真に撮る
不心得な駅員が居たり
(まぁ、その写真が役に立つのですが...)
福知山線を連想させてしまう様な
タイミングの良さとリアルさで気持ちが悪くなって
心臓がぎゅうぎゅうして
最後まで観られるか心配になる程でした。
しかも、エンドロールには
『JR西日本』の文字が......
ひゃ〜、協力してたのね!?
電車関連が好きな人じゃないと
良く解らない様な用語とか出て来るし
ちょっと説明部分とか欲しかったですね
キャラクターに関しては
懐かしのキャラや、初めましての人
それぞれ面白かったのですが
真下さんと仲の良い(らしい)『木島警視』
突然普通に登場して
普通に絡んでた上に
物凄いキーマンだったので
ちょ〜っと『???』でしたね
映画の前にちょっとした伏線が欲しかったなぁ...。
あのハイテンションっぷりは
最初抵抗がありますよ(汗)
八千草薫さんも
『え!?これだけなの?』って程
ホントにちょこっとしか出演されてなくて
贅沢な使い方をしてるな〜とビックリ。
でもそれでいて
常連のエキストラさんや
『マエストロ』西村雅彦さん
『アンティーク』の『武藤っス!!』さん(笑)
もちろんの『カエル急便』.....
思わずニヤニヤしてしまう様なリンクが
様々張り巡らされていて
そう言うトコロは楽しかったです。
そして、個人的に大好きな
『SAT』の草壁中隊長(高杉亘さん)
あぁぁ〜〜っっ
やっぱりカッコいいvv
顔がナンちゃんみたいだけど
やっぱりカッコいいvv
ストーリー的には.....
約3時間の中の攻防自体は
非常に濃く出来上がってたと思いますが
如何せん結末が.....
犯人が○○○はずの人で
最終的には○が○○して
犯人が○○されなかったと言うトコロに
どうも納得出来ないんですよね〜
(スミマセン、ココはマジで伏せます)
コレは次回があると言うコトなのか?
それとも、こう言う仕様なのか?
非常に謎が残ります。
.....もしかして
『容疑者 室井慎次』の伏線!?
イヤ、ソレはないよな.....
しかも、交渉人(ネゴシエーター)の役所が
あまり生きてなかった気がするなぁ...
もうちょっと色々小ワザを効かせた様な
狡っ辛い心理戦を期待していたので
ちょっと残念だったかも。
音楽。
ラヴェルのボレロをチョイスする辺り
なるほどなぁ.....と感心。
それから
『線引き屋』と言う人に
地下鉄の運転手が言ったセリフが気になりました。
『命預けます、って伝えて下さい!!』
ちょ〜っと待って下さい。
乗客の命、勝手に預けてもらっちゃ困りますよ
貴方の命だけならイイけど.....(汗)
後は、エンドロールと
エンドロールの後のお楽しみがあって
帰ろうとして居たギャラリーが
思わず立ち止まって観ていたトコロに
密かに笑ってしまいました。
皆さん、エンドロールの途中で帰っちゃダメですよ?
あの3人組が観られないですよ?(笑)
緊迫したシーンの中
急にお笑いカットが入ったりして
その点は『踊る〜』の
イメージは守られていたので良かったと思います。
電車好きな人
パソコンが好きな人
『踊る』シリーズのスピード感&テンポが好きな人には
案外楽しい映画なのではないでしょうか?
あ?ユースケさん?
うん、まぁ、イイですよ。
淡白なカンジって言うか
飄々としたカンジって言うか
雪乃さんに関しては熱くなるトコロなんか
良かったですよvv
水野美紀ちゃんは可愛かったですv
金額的には.....¥1,300ー
前売り券分くらいは払っても良いんじゃないかな?
次回の『容疑者 室井慎次』も観ますよ〜vv
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