リズミカルなドラムロール
勇ましいファンファーレから
有名なあのタイトルロールまでの
一連の流れに
先ず鳥肌が立ちました。
やっぱりスターウォーズってコレよね!
ストーリーとしては
やっと全てが『繋がった』
と言うカンジでしょうか?
何故アナキンがダークサイドに堕ちたのか
ルークとレイアが離ればなれになった訳
ジェダイが身を顰めなければいけなかった理由...
2時間ちょっとの話の中に
沢山の伝説が
物凄いスピードで詰め込まれていました。
アナキンは愛に飢えていたのですよね
奴隷として働かされ
母を殺され
いつまでも自分を『パダ・ワン』としてしか
見てくれないジェダイ達に疑問を持ち
その不安の中暗黒卿に見いだされる。
オビ=ワンが
アナキンの腕と足を切り落としたのは
命までは奪いたくないと言う
師としての愛情。
そしてアナキンが
身体を火山の火で焼かれながらも
生きながらえたのは執着と
師への恨み
そしてパドメへの愛。
アナキンの愛
パドメの愛
オビ=ワン・ケノービの愛
全てのベクトルが違っていたから
哀しい伝説の始まりになってしまった。
ダース=ベイダーになっても
パドメを気にかけていたのに
自分のせいで死なせてしまった...
その哀しみで
完全に暗黒の心に飲み込まれてしまったアナキン
涙が止まりませんでした。
何でかな?
可愛そうって言うのではなくて
多分、何かもっと別の感情。
変な言い方だと
怒りと、哀しみ
ジレンマに押しつぶされて
感情を殺してしまったアナキンの変わりに
泣いていたのかも知れませんね。
愛って
生易しいものじゃないんですよね。
全てを愛する博愛
...って言えば理想的に聞こえるけど
そんなモノじゃ片付けられない。
生きていれば必ず執着ってある訳だし...
贔屓だってある。
それをアナキンが物語っていました。
良く良く考えてみれば
ジェダイって禅宗のお坊様みたいですよね
元はサムライをイメージしているって言うし
煩悩を全てストイックに隠して
世界の為に自分を犠牲にしている訳ですから。
....うん?
犠牲って言い方はおかしいなぁ
世界に奉仕しているって言うのかな?
ストーリーは本当に
エンターテイメントとして満足の出来だったと思います。
1〜6のDVDBOXが出たら
絶対に買って続けて観よう!って思わせる程。
ヨーダのアクションシーンは
やっぱり豆が跳ねてるみたいで
面白かったですね〜(笑)
カッコ良かったけどvv
ヨーダは戦う事の辛さを知ってますからね
なんて言ったって1000歳近くまで
行きている仙人みたいな方ですから...。
ちょっと気になったのは
ジェダイメイス・ウィンドウを葬った後に
アナキンがダークサイドに堕ちて行くスピード。
物凄い早い。
確かに人って信じられなくなると
全てに対して否定的になってしまうし
少しずつ積もり積もった不安や猜疑心が
溢れ出してしまった...
って言うのもあるだろうけど
ソレにしても
早すぎたんじゃないかな?って気がしました。
強いはずのジェダイの騎士達が
クローンやパルパティーン最高議長に
バッタバッタと倒されるトコロも
何だか釈然としませんでしたね。
普通の人と変わらないじゃんってカンジで...
あと、ライトセイバーでの戦闘シーンは
光が強すぎて、目が痛くなりました。
子供とかに診せたら
光刺激癲癇起こしてしまうかも!?
気になるトコロを除いたとしても
コレは非常に素晴らしい作品だと思います。
エンターテイメントとして楽しむ為に
是非映画館の大スクリーンで観て頂きたいす。
ユアン・マクレガー(オビ=ワン)が
ウータパウで楽しそうに暴れまくる姿を
是非是非観て下さいませ(←ユアン好き)
そして桜沢は
パルパティーン最高議長が
ダース・プレイガスを殺害して
シス卿になったまでの経緯が観てみたいです(鼻息)
踊る大捜査線みたいに
スピンオフ作品で作ってくれないかしら?
金額は
¥1,800-出してもイイかな?って思いました。
ショックな事が1つ
観たかった『姑獲鳥の夏』が
最寄りの映画館で上映されていません!
水曜日にお休みを取れなかったので
遠出も出来ないし
泣く泣く諦めようかと思います。
折角本も買って読んでるのに〜!!
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