元々『ガマ王子とザリガニ魔人』自体が
舞台であったんですね!!
要所要所に舞台っぽい演出があったり
演技のテンポが映画っぽくなかったり
思わず舞台が観たくなる様な作品でした。
上映中は最初っから最後まで泣き通し。
病院に入院している登場人物は全て
心に傷や闇、哀しみを背負っていて
『自分だけじゃないんだな』って
『みんなそうなんだな』って思わせる様な作品でした。
上川隆也扮する医師が
役所広司が演じる堅物頑固意地悪親父に
『涙を止めるには思い切り泣けばいい』
...と言ったシーンでは大号泣!
そしてその親父が他の患者に対して
同じセリフを言ったシーンでまた大号泣!
妻夫木が演じる天才子役から落ちぶれた
薬物ジャンキーの哀しみにまたまた大号泣!
妻夫木の天才子役を時代をテレビで観て
ずっと心の支えに生きて来た
土屋アンナちゃんナースにまたまたまた大号泣!!
そしてパコ役のアヤカ・ウィルソンちゃんにも
更なる大号泣!!!
もうホントに何度泣いたコトか。
楽しいシーンと泣けるシーンが
一緒くたにやって来るコトもあって
感情的にかなり忙しい作品でした(笑)
阿部サダヲさんの空気が読めない役柄も
面白かったですね〜v
いつも真面目な演技しか見たコトがない
上川さんのコスプレ大好きな医師役も
とっても楽しそうに見えました。
特にピーターパンのカッコをして
金粉を振りまきながら...
『あはははは.....あはははは.....』
...と乾いた笑いをしつつ
去って行く姿が焼き付いて離れません(笑)
あ、あと面白かったのが
『親父にも殴られたことがないのに!!』
...と寝言で言っている
アムロのコスプレをした外人!!
CGのシーンも
なかなか面白かったと思います
ディズニーとかピクサーとかを意識した
CGシーンになってたんじゃないかな?
もっと目が疲れるかと思ってたんですが
そんなでもなかったですね〜
コレはもう1度観てみたいと思った作品でした。
1000円で観て、得した気分です♪♪
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